グロッシーIAEA事務局長、ザポリッジャ原発到着

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ウクライナ南部のロシアが選挙するザポリッジャ原子力発電所を訪れた国際原子力機関(IAEA)のグロッシー事務局長は15日、IAEAの監視員は同原発の冷却池の状況を注意深く追い続けると発言した。

グロッシー事務局長がツイッター・アカウントにて動画メッセージを掲載した

グロッシー氏は、「ここ(編集注:冷却池)にある量の水なら、原発は一定期間安全でいられる。原発の安全機能が適切に稼働できるようにすべく、原発は水の補充に携わっていく。当然、それを私たちは注意深く追い続ける」と発言した。

また同氏は、「蒸発はある。多少の流出もあるかもしれないが、しかしながら重要なことは、水位が現在の水準に保たれることだ」と指摘した。

なお、同日、ウクライナの原子力発電公社「エネルホアトム」がグロッシー氏がザポリッジャ原発の訪問を開始したと報告していた。

13日には、ゼレンシキー宇大統領がキーウでグロッシー氏と会談している