現在の前線がウクライナとロシアの間の新たな国境になってはならない=独政府報道官
ドイツ政府のヘーベシュトライト報道官は26日、現在のウクライナとロシアの間の前線がウクライナとロシアの間の新しい国境になってはならないと発言した。
ヘーベシュトライト氏が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ヘーベシュトライト氏は、「『冷たい平和』はあってはならない。現在の前線のラインが新しい国境に変わるような状況に到達してはならない」と強調した。
同氏はまた、ドイツ側は常にロシア側に対して速やかに戦争を止め、自国軍を撤退させ、公正な平和を確立させるよう呼びかけていると指摘した。
その他同氏は、世界に終戦を目的とする和平イニシアティブが増えていることは良いことだとも述べた。
同氏は、この週末のロシア国内で生じた出来事が、ウクライナとロシアの間の協議の可能性に影響を及ぼすかについて話すのは時期尚早だとし、それが判明するのは今後数日、数週間、数か月のことだと発言した。
その他同氏は、今回のロシアの出来事については、独自の情報がないとして、評価を下さず、他方で、ショルツ独首相は米国、仏、英国の首脳と、ベーアボック独外相はG7の同僚と協議を行ったと伝えた。