ゼレンシキー宇大統領、英語をウクライナの「国際コミュニケーション言語」とする法案提出

ウクライナのゼレンシキー大統領は28日、最高会議(国会)に対して、英語をウクライナにおける国際コミュニケーション言語の1つとする地位を公式に付与する法案を提出した。

28日、最高会議に法案第9432「ウクライナにおける英語使用」が登録された

同法案は、英語のウクライナにおける国際コミュニケーション言語の1つとしての地位を公式に付与することを定めるもの。英語の運用が義務化される職業のカテゴリーが決められ、国家機関、クリミア自治共和国政権、地方自治体、緊急支援機関、国境管理、教育・文化・輸送・保健などの分野の活動における英語使用の特徴の規範が定められることが想定されている。

これに先立ち、17日、シュミハリ宇首相が、ウクライナ政府が英語を国際コミュニケーション言語とする法案を準備していること、英語教育を全ての希望者が受けられるようにする決定の策定を行っていることを発表していた。