ゼレンシキー宇大統領、アフリカ諸国の記者がウクライナについて自分で取材することが重要だと主張
写真
ウクライナのゼレンシキー大統領は、アフリカ諸国の記者と面談した際に、ロシアの侵略の出来事を客観的に受け止め、被害を理解するには、ロシアを通じて情報を得るのではなく、アフリカの記者たちが自分の目で何が起きているかを見ることが大切だと発言した。
18日、ウクライナ大統領府がゼレンシキー大統領によるアフリカ諸国の報道機関へのインタビュー時の発言を伝えた。
ゼレンシキー氏は、「重要なのは、私たちは様々な国の首脳陣と対話することだ。重要なのは、私たちが互いに目を見ることだ。なぜなら、ここで何が起きているのか、どのような戦争の被害があるのかを自分の目で見ることが大切だからだ。電話で聞くのではなく、メディアを通じて知るのではなく、ラヴロフ(露外相)を通じて知るのではなく、である」と発言した。
同氏はまた、ウクライナについての情報をロシアを通じて得るのは間違っていると強調し、「私は、あなた方がウクライナについての情報を、『自分を通じて』受け止めて欲しいと思っている。私たちの公式代表者を通じてですらなくだ。私たちの内の誰かを信じられないなら、自分を通じて、自分のところの記者を通じて、受け止めて欲しい」と強調した。
また、ゼレンシキー大統領は、ツイッター・アカウントにて、 南アフリカ、ナイジェリア、ケニア、ウガンダ、ガーナ、ベニン、コートジボアールの記者と面会したと報告した。