ロシア軍のオデーサ攻撃はグローバルサウスに飢餓を作り出したいという願望を示すもの=ウクライナ政権幹部
ウクライナのイェルマーク大統領府長官は19日、同日ロシア軍がオデーサをミサイルで攻撃したことにつき、それは同国がグローバルサウスと呼ばれる国々にて飢餓や問題を作り出し、西側諸国に難民危機を生み出そうとしていることを認めるものだと発言した。
イェルマーク氏がテレグラム・チャンネルにて伝えた。
イェルマーク氏は、「ロシアによるオデーサへのテロは、彼らが必要としているのがグローバルサウスの国々への飢餓と問題だということを改めて証明している。彼らは、西側に難民危機を作り出したがっている。同盟国を弱らせて、これらの国の国内事項に政治的に関与するために、あらゆることが行われているのだ」と指摘した。
その他同氏は、ロシア人はテロのために、西側やアジア諸国で製造されている部品なくして製造が不可能な武器を用いていると伝えた。
同氏は、ロシアが制裁を回避するのを支援している者に対しても制裁強化が必要だと主張した。
これに先立ち、ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は、19日未明に再びミサイルと自爆型無人機での攻撃を行った。南部のオデーサ州で複数の被害が報告されている。