ゼレンシキー宇大統領、オデーサの露軍に破壊された大聖堂を視察

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ウクライナのゼレンシキー大統領は27日、オデーサ市訪問中に23日にロシア軍のミサイル攻撃にて破壊されたウクライナ正教会(モスクワ聖庁)の救世主顕栄大聖堂を視察した。

大統領府広報室が伝えた

発表には、「ゼレンシキー・ウクライナ大統領は、オデーサ州実務訪問時に、最近のロシアによるオデーサ市民間インフラと歴史的中心部への大規模攻撃の結果破壊された救世主顕栄大聖堂を視察した」と書かれている。

ゼレンシキー氏には、破壊の規模と現状について報告がなされたという。また、専門家が再建可能性を定めることになっているとも伝えられた。

これに先立ち、ロシア軍による23日未明のウクライナ南部オデーサへのミサイル攻撃の際に、ウクライナ正教会(モスクワ聖庁)の救世主顕栄大聖堂にミサイルが着弾し、建物の一部が破壊された。

同大聖堂は、1795年に建造されたものであるが、1936年にボリシェヴィキにより完全に破壊されていた。現在の姿は、1999〜2011年に再建された時のもの。