ウクライナ情報総局、ロシアの政治囚の交換解放の可能性を指摘
ウクライナ国防省傘下情報総局所属のユソウ氏は18日、ウクライナは同国で拘束されている民間のロシア国民とロシアで戦争に反対して、実刑判決を受けた民間人の交換を行う準備があると発言した。
ユソウ氏が、メディアセンター・ウクライナ=ウクルインフォルムにおける記者会見時に発言した。
ユソウ氏は、「私たちは、ロシア政治囚の交換について話すことができる。ウクライナはそれを行う準備がある。ロシア社会の大半はプロパガンダで洗脳されており、ウクライナ人へのジェノサイドを支持しているのだが、恐れずに戦争に反対し、真の凄まじい判決を下され、拘置されている国民もいる。そして、私たちは欧州的民主国家なのであり、そのような人々を助けること、ロシア国内の恐怖政治を皆に思い出せることは、私たちの義務である」と発言した。
その際同氏は、そのような人々を「私たちは取り戻す準備がある」と発言した。
同時に同氏は、優先課題は引き続き捕虜の解放だとし、「誰も捕虜を(編集注:ロシア政治囚と)交換することはない。しかし、私たちの牢屋には、様々なメドヴェチュークのような人物やロシア国民がたくさんいるのであり、私たちはそれ(編集注:被拘束者交換)について話すことは可能だ」と発言した。