ゼレンシキー宇大統領、マクロン仏大統領と電話会談 航空機操縦士訓練や農産物輸出等につき協議
ウクライナのゼレンシキー大統領は3日、フランスのマクロン大統領と電話会談を行い、ウクライナ防衛支援、ウクライナの農産物の海路輸出、ウクライナの安全の保証問題につき協議を行った。
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで報告した。
ゼレンシキー氏は、「いつも同様、マクロン仏大統領と綿密で具体的な対話を行った。戦場の各方面の状況を詳細に協議した。防衛面で喫緊に必要な物を伝え、強力な防衛支援と私たちの戦士の能力の拡大のための恒常的支援につき謝意を伝えた」と書き込んだ。
さらに同氏は、黒海の安全、「穀物回廊」の継続につき具体的な協議を行い、海路防衛における連携強化で合意したとし、また両者が、ウクライナのための安全の保証に関する二国間文書に関する作業を行うことでも同意したと伝えた。
そして同氏は、両首脳は、「グローバル平和サミット」の準備とウクライナが提案する和平案「平和の公式」実現作業におけるフランスの活発かつ主導的な傘下につき協議したと報告した。また、ウクライナの「防衛産業フォーラム」へのフランスの参加についても同意したという。
ゼレンシキー氏はその他、同日夜の動画メッセージでも、マクロン氏との電話会談につき報告した。
ゼレンシキー氏は、マクロン氏と「私たちのオデーサ地域の防衛について、フランスがオデーサ市とオデーサ州を守るためにできることについて協議した。フランスにて私たちの航空機操縦士を訓練することについて非常に重要な合意がある。私たちの現代的戦闘機連合は、より強力になっている」と報告した。
写真:大統領府