キーウの各国大使館、ウクライナ独立記念日で祝辞
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8月24日のウクライナ独立記念日に、キーウの各国の大使館がお祝いのメッセージを発出している。
ソーシャルメディアと公開された動画メッセージにて、外交官たちはウクライナの平和と繁栄を願い、さらなる支援を確約したり、ウクライナ語で詩を読んだりしている。
在ウクライナ日本国大使館は、ソーシャルメディア「X」アカウントにて、松田邦紀大使のウクライナ語でのメッセージ動画を公開した。
松田大使は、独立記念日につきウクライナ国民への祝辞を伝えた上で、「日本はウクライナの現在の困難は、国際社会全体の問題だと認めている。そのため、日本は、公正かつ永続する平和の達成のために、ウクライナの人々へと支援を与え続けている。ウクライナに栄光あれ!」と伝えた。
EU代表部のマテルノヴァ大使は、価値とは守られねばならないものであるということは、ウクライナ人ほど良く知る者はいないと伝えた。
マテルノヴァ氏はまた、「ウクライナ人はもう10年にわたってロシアの侵略と対峙しており、ウクライナの主権と領土一体性を守っているだけでなく、私たちの共通の欧州の価値も守っている。(中略)自由が私たちを団結させている。私たちは、ウクライナが不可分の一部である、自由で平和な欧州のビジョンを共有している。私たちは、そのビジョンが現実になるように、実感できる行動を実施している」と強調した。
英国大使館の外交官たちは、ウクライナの詩人レオニード・フェドルクの詩「ウクライナは、音でもなければ、単なることでもない」を読み上げた。
ドイツ大使館の職員は、独立記念日に際して、「私たちはウクライナを支えており、ウクライナ人の公正な平和を祈念している」と伝えた。