30%の領土をあてにしないものなら、ウクライナは外交を支持=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は、具体的な外交的方策を目にしてみたいとは思っているが、ウクライナ領土30%や国民を代償にしたものであってはならないと発言した。
ゼレンシキー大統領がインド報道機関へのインタビュー時に発言した。
ゼレンシキー氏は、「戦場での私たちの行動も、外交方面の行動もどちらも話すのであれば、私は、私たちのアプローチが他のどの提案よりも平和に近いと思っている。なぜなら、この道のりは非常に困難なのだが、今ある、あなたが世界の多くの国から聞いたことのある全ての提案は、思うに、現時点ではただ述べられているだけの、今のところ政治的発言だからだ。それらは道筋ではなく、何らかの公式でもなく、全く具体的ではない」と強調した。
同氏はまた、現時点では、戦争終結に関して様々な専門家などから様々な発言が出ているが、しかし、誰も全く計画は持っていないと指摘した。
そして同氏は、「誰かが外交的解決と言う時、私はいつもそれを支持している。私たちは皆、明日私たちの戦士、私たちの人が死なないことを望んでいる。私たちはそれを欲している。しかし、あなた方は、狂人とは合意できないし、「聞きなさい、座りなさい。そう、お前がもう30人殺したのはわかっている。しかし、話そうではないか。もうそういうことはやめなさいね?」というようには、いかないのだ。その者(編集注:プーチン)とはそうはいかない」と発言した。
その他同氏は、プーチンは政治的圧力を恐れていないと指摘し、「世界の全ての国が彼に対して、それは彼の侵略だと述べている。143の国が国連総会でロシア連邦を侵略国として認め、彼らを有罪であり、占領者であると認めた。彼はその後何をしただろうか? ウクライナがNATO首脳会議へと行くと、彼は病院を攻撃したた。国連総会へ行くと、私たちの家を攻撃し、約100人を殺した。彼は、自分では(編集注:国連総会へ)行かないのだ。彼の外交への返答を見るがよい」と発言した。
同時に同氏は、外交については、ウクライナ領30%とウクライナ国民をあてにしない、具体的な方策を目にしたいとは思っていると説明し、「そのような計画があるなら、私たちは当然支持する」と発言した。