ゼレンシキー宇大統領、マクロン仏大統領と新しい軍事支援の準備につき協議

ウクライナのゼレンシキー大統領は5日、フランスのマクロン大統領と電話会談を行い、フランスからウクライナへの新たな軍事支援パッケージの準備について協議を行った。

ウクライナ大統領府広報室が伝えた

発表には、「ゼレンシキー大統領はマクロン大統領に、ミシェル・バルニエ新首相の任命を祝福し、またフランスからウクライナへの不変の支持につき謝意を伝えた」と書かれている。

さらに発表によれば、マクロン大統領は、リヴィウ、ポルタヴァ、その他の自治体への最近のロシアの攻撃に関連して、ウクライナ国民に対して哀悼を表明した。

6日に開催されるウクライナ防衛問題コンタクトグループ「ラムシュタイン」会合を前に、両首脳は、防衛支援継続とフランスからの新しい支援パッケージの準備について協議した。

ゼレンシキー氏は、防空手段、電子戦機器、装甲車、火砲をはじめとするウクライナの主要なニーズを伝えた。さらに同氏は、誘導航空爆弾を搭載する航空機の駐機する場所への攻撃のための許可と手段をパートナー国から受け取ることが必要だと強調した。

両首脳は、ウクライナとフランスの企業の間の共同防衛生産協力を促進することで合意した。

さらに両首脳は、二国間安全保障と、安全保障分野でウクライナと二国間協定を結んだ全ての国をまとめる「ウクライナ安全保障コンパクト」のメカニズムの実現をはじめとする、今後のコンタクトについて調整した。

写真:大統領府