ゼレンシキー宇大統領、カーンICC検察官と会談 ローマ規程遵守の重要性を協議

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ウクライナのゼレンシキー大統領は12日、国際刑事裁判所(ICC)のカーン検察官と会談し、ICCが発付しているロシアの戦争犯罪者の逮捕状を不履行させないようにすることが極めて重要だと発言した。

ウクライナ大統領府広報室が伝えた

ゼレンシキー氏は、「あなた方が私たちのために行ってくれていること全て、あなた方のサポート、あなた方の会議『正義のために団結する人々』に出席する決定に感謝している。私たちにとって、それらシグナル1つ1つが重要であり、世界が私たちを聞いてくれていることが非常に重要だ」と発言した。

また同氏は、ICCとウクライナ検事総局が常に協力していることを称賛した。

さらに同氏は、ウクライナがローマ規程を批准したことを喚起し、ロシアの戦争犯罪者の逮捕状に関するICCの決定が無視されないようにすることが極めて重要だと強調した。

その他、会談時双方は、ウクライナ児童の強制移動・追放との闘い、それら犯罪の捜査について協議を行った。

なお、同日、ウクライナ外務省は、ロシアのの首脳プーチン氏がモンゴルを訪問した際にICCの逮捕状を執行しなかったことにつき、モンゴルに対して正式な申し入れ(デマルシェ)を行ったことを発表している