「私たちはウクライナが公正な平和を勝ち取るまで支援せねばならない」=バイデン米大統領

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米国のバイデン大統領は18日、ウクライナが国連憲章の原則に沿った公正で永続的な平和を勝ち取るまで、同国の支援を続けなければならないと発言した。

バイデン米大統領がベルリン訪問時の独大統領邸での勲章授与式の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

バイデン氏は、「非常に困難な冬が私たちを待っているが、私たちは止まるわけにはいかない。私たちは支援を維持せねばならないのであり、私の見解では、私たちは、ウクライナが国連憲章に沿った公正で永続的な平和を勝ち取るまで、(編集注:支援を)続けなければならない。人間の尊厳が再び君臨するまでだ」と発言した。

またバイデン氏は、ロシアの対ウクライナ侵略戦争に共同で対峙することの重要性を強調し、「団結した自由な欧州という夢は私たちの時代の課題であり続けている。そして、その課題は、プーチンのウクライナに対する残虐な攻撃への対峙の必要性を通じて、ますます喫緊のものとなっている」と指摘した。

その他同氏は、ドイツ首脳陣に対して、ウクライナの勝利確保を目的とした努力に対して謝意を伝えた。

その際同氏は、「ドイツのリーダーたちは、歴史的な転換点を認める賢明さを有していた。他の民主主義、そして75年間欧州の平和と安全を支えてきた原則に対する攻撃だ。ドイツと米国は共に立ち、自由、民主主義、自らの存亡を巡って戦うウクライナの勇敢な人々を支えてきた。そして私は、ウクライナの勝利とプーチンの敗北を確実なものとするため、そしてNATOが強く、かつてなく団結することを確保するために、疲れることなく働いているドイツ政府のリーダー一人一人に謝意を伝えたい」と発言した。

なお、9月下旬、バイデン大統領は複数回にわたり、国連総会での演説やゼレンシキー氏との会談の際に「ウクライナの勝利」に言及していた。