国連事務総長、ＢＲＩＣＳ首脳会議でウクライナの公正な平和の必要性に言及

国連のグテーレス事務総長は２４日、ロシア・カザンで開催されたＢＲＩＣＳ首脳会議に出席した際に、ウクライナには国連憲章に基づいた公正な平和が必要だと発言した。

ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

グテーレス氏は、ロシアを侵略国とは形容せずに、「私たちには、ウクライナの平和が、国連憲章、国際法、（国連）総会決議に従った公正な平和が必要だ」と発言した。

また同氏は、平和に関して、ガザ、レバノン、スーダンにも言及した。

そして同氏は、「私たちは、国連憲章の価値、法の支配、並びに主権、領土一体性、政治的独立の原則をあらゆる場所で防衛せねばならない」と発言した。

これに先立ち、ウクライナ外務省は、グテーレス国連事務総長がロシアの独裁者プーチン氏の招待を受けて、同国カザンで開催されるＢＲＩＣＳ首脳会議へ出席することを批判していた。