ゼレンシキー宇大統領、全面戦争当初にベラルーシのルカシェンコ氏が彼に謝ったことを明かす
ウクライナのゼレンシキー大統領は、ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ氏がロシアの全面侵攻がベラルーシ領からも生じたことについて、ゼレンシキー氏に対して謝罪したことを明かした。
ウクライナのゼレンシキー大統領が米国のレックス・フリードマンとのインタビューの際に発言した。
ゼレンシキー氏は、「私は戦争の最初の数日でルカシェンコ氏と話したが、彼は謝っていた。彼は、『私の領土からミサイルを発射したのは、私ではなく、プーチンだ』と述べていた。それは彼の言葉で、私には証言者がいる。彼は、『申し訳ない』と言った」と発言した。
ゼレンシキー氏は、ルカシェンコ氏の謝罪の言葉に対して、彼もまたプーチンと同じく殺人者だと答えたとし、「私は彼に、お前も等しく殺人者だと言った。すると、彼は私に『ロシア人とは戦ってはいけないと理解せよ』と言っていた」と伝えた。
また同氏は、ルカシェンコ氏はその会話の際に、反撃として(ベラルーシの)石油精製工場を攻撃することを提案したと明かした。その際同氏は、「彼が私に『石油精製工場を攻撃しな』と言ったことを今でも覚えている。『その工場が私にとってどれだけ多くのことを意味するか知っているだろう』と言っていた。確か、モジル(石油精製)工場だ(編集注:ベラルーシ南部モジル市に位置する)。その時、私は『お前は何を言っているのだ?』と尋ねた」と発言した。