クリミアにて、クリミア・タタール人女性がもう一人バフチサライで拘束

被占領下クリミアのバフチサライにて、露治安機関職員が、市民団体「クリミアの子ども時代」のコーディネーターを務めるムミネ・サリイェヴァ氏を拘束した。

30日、市民団体「クリミアの連帯」がフェイスブックにて伝えた

発表には、「バフチサライ市にて、ムミネ・サリイェヴァ氏が自宅付近で拘束されたとの情報が入った。詳細確認中」と書かれている。

同時に、弁護士のエミリ・クルベジイェフ氏は、「真実のクリミア」プロジェクトに対して、サリイェヴァ氏は、既に「ヒズブット・タフリール(イスラム解放党)」案件で拘束されている人物の配偶者であり、今回同氏は「禁止されたシンボルの掲示」により断罪されていると伝えた。

なお、同氏の所属する市民団体「クリミアの子ども時代」は、ロシア占領政権に政治的・宗教的信条を理由に拘束されている親を持つ児童の支援を行っている団体であるとのこと。

これに先立ち、同日、クリミアでは、ジャンコイにて、ロシア治安機関職員が、クリミア・タタール人活動家のルトフィエ・ズジイェヴァ氏を拘束したことが伝えられていた。