神戸学院大学とプレカルパチア大学が学術交流協定を締結
9月29日、ウクライナ西部イヴァノ=フランキウシク州のプレカルパチア国立大学と神戸学院大学が学術交流協定を締結した。
両大学広報室が発表した。
署名を行ったのは、イーホル・ツェペンダ・プレカルパチア大学学長と佐藤雅美神戸学院大学学長。協定式はオンラインで行われた。
神戸学院大学の発表によれば、協定式にて、佐藤学長が「本学はウクライナと言語の講座を開講するために、ウクライナ人の客員教授を1年間招く予定」だと発言し、またイヴァノ=フランキウシク州との協力が進展することへの期待も述べた。
プレカルパチア大学の発表によれば、神戸学院大学は、ウクライナ側の学生を神戸に招待することも予定しているという。また、ツェペンダ学長は、神戸学院大学には日本ウクライナ関係研究で活躍する岡部芳彦経済学部教授が勤務していることを指摘しつつ、「私たちの国は、連携の長い歴史を持っている。私は、両大学はその経験を拡大するための知的プラットフォームになれると確信している」と強調した。
なお、神戸学院大学のウクライナとの学術交流協定の締結は、西ウクライナ国立大学、オストロフ・アカデミー国立大学に続き、今回が3校目となる。
写真:プレカルパチア大学