ロシアに連れ去られていたウクライナ児童がさらに5名帰還

ウクライナ南部ヘルソン州のプロクジン州軍行政府長官は17日、同州出身の児童4名と東部ドネツィク市出身の児童1名がウクライナ政府管理地域に帰還したと発表した。

プロクジン長官がテレグラム・チャンネルで伝えた

プロクジン氏は、「私は、ヘルソン州の4名の児童が両親とともにようやくウクライナ管理地域へ戻ってきたことを嬉しく思う。また、彼らとともに、ドネツィク市の少年も戻ってきた」と書き込んだ。

同氏はまた、今回の帰還作業にかかわった全ての人に謝意を伝えた。現在、彼らはキーウに滞在しており、医療、心理の支援を受けているという。

さらに同氏は、児童の帰還は、市民団体「セーブ・ウクライナ」、一時的被占領地再統合省、人権問題オンブズマンなどの体系的作業の結果だと強調した。

2023年に入ってから、ロシアに連れ去られたヘルソン州の児童の内、ウクライナ政府管理地域へ帰還できたのは156名になるという。