テロ組織「イスラム国」、モスクワ郊外銃撃で犯行声明=報道
テロ組織「イスラム国」は、22日のモスクワ郊外クラスノゴルスクで起きたテロ事件につき、ソーシャルメディア上で犯行声明を公開した。
米CNNが報じた。
「テロ組織は、ISIS系通信社Amaqが金曜日にテレグラムで発表した短い声明で、その攻撃の責任を負った」と書かれている。同時にCNNは、声明には、その主張を確認する証拠が提示されていないと指摘している。
同時に、米ワシントンポスト紙は、アフガニスタン、パキスタン、イランで活動する「イスラム国」の一派であるテロ集団「ISIS K」が最近ロシア領内で活動を活発化していたとする米高官の発言を伝えている。
これに先立ち、22日、ロシア・モスクワ州クラスノゴルスクの大型コンサートホール「クロクス・シチ・ホール」にて、銃撃が生じ、それにより40名が死亡、少なくとも140名が負傷していた。
ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は、同出来事にウクライナは一切関係がないと発言した。
ウクライナ外務省は、ロシアの複数高官が、あたかもウクライナが同事件に関与しているかのような非難を否定した。