米国務省、プーチン露大統領の「停戦」と称するものを「シニカルだ」と指摘
米国のプライス国務省報道官は5日、同国はプーチン露大統領によるクリスマスに合わせたウクライナでのいわゆる「停戦」の発表をシニカルなものだとみなしており、新たな攻撃のための戦力を再編させることを目的としたものだと考えていると指摘した。
写真 ウクライナへの侵略戦争を継続するロシア軍は、5日を通じてウクライナ南部のヘルソン州を58回攻撃した。これにより、民間人が6名死亡、4名負傷した。
米国のプライス国務省報道官は5日、同国はプーチン露大統領によるクリスマスに合わせたウクライナでのいわゆる「停戦」の発表をシニカルなものだとみなしており、新たな攻撃のための戦力を再編させることを目的としたものだと考えていると指摘した。
2023年1月5日
ウクライナのゼレンシキー大統領は5日、ロシア国民に対して、ロシアが呼びかけた「クリスマス停戦」と称するものはさらなる犠牲を増やすだけであるとし、戦争を終わらせる唯一の可能性は、ウクライナ領からロシア軍が撤退することだと発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は5日、ウクライナはロシアの侵略からの防衛のために、防空システム「パトリオット」をもう1基と強力な装甲車を手に入れると発言した。
5日、プーチン露大統領が6、7日に一方的に「停戦」と称するものを行うと発表したことにつき、バイデン米大統領は、「彼は酸素を見つけたがっているのだろう」とコメントした。
ドイツ政府は、ウクライナに歩兵戦闘車「マルダー」と防空システム「パトリオット」を、米国政府は歩兵戦闘車「ブラッドレー」を提供する意向があると発表した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は5日、トルコのエルドアン大統領と電話会談を行い、ウクライナ南部のロシアに占拠されているザポリッジャ原発に関する安全協力、被拘束者交換、黒海穀物輸送合意について協議を行った。
ドイツ議会のシュトラック=ツィンマーマン防衛委員会委員長(自由民主党所属)は、ドイツ政府に対して、ウクライナに対する戦車供与の立場を見直すよう呼びかけた。
ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は5日、ロシア正教会のキリル総主教がクリスマス(1月7日)を前に停戦を呼びかけたことにつき、シニカルな罠であり、プロパガンダだと指摘した。
ノルウェー政府は、ウクライナに対して榴弾砲砲弾を1万発提供した。
ウクライナのイェルマーク大統領府長官は4日、松田駐ウクライナ日本大使と会談し、ウクライナはG7がゼレンシキー宇大統領の提案した10項目の「平和の公式」を支持することを期待していると伝えた。
ウクライナ正教会(独立系)のエピファニー首座主教は、今回の降誕祭(クリスマス)にて初めてキーウ・ペチェルシク大修道院のウスペンシキー寺院で典礼を行う。
2023年1月4日
ウクライナのゼレンシキー大統領は4日、フランスがウクライナに対して仏製装輪戦車をはじめとするさらなる装甲車を提供する決定を下したことにつき、「フランスは欧州のウクライナ支援を新しいレベルに引き上げている」と指摘した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は4日、マクロン仏大統領、フレデリクセン・デンマーク首相、ヨハニス・ルーマニア大統領と電話会談を行い、防衛分野の支援などについて協議を行った。
ワルシャワ現代美術センターにて、3月12日までウクライナ現代美術展「ウクライナ 別の空の下で」が開催されている。
ウクライナ国防省傘下情報総局のブダーノウ局長は4日、ウクライナは春に大型攻勢を計画していると発言した。
ロシア軍は4日、ウクライナ東部ドネツィク州バフムートを砲撃。これにより、住民2名が死亡した。
2022年、ウクライナでは、約3万7900台の新しい乗用車が購入された。この数字は、前年と比べると、63%減少している。
ウクライナ国防省傘下情報総局は3日、ロシア軍人が友人との会話にて、近々ロシア国内で総動員が行われ、その後攻勢をかけると聞いていると話している、通信傍受した通話記録を公開した。
ウクライナのクレーバ外相は4日、ウクライナは年内にラテンアメリカ地域の外交戦略の指針となる「ラテンアメリカ戦略」を採択すると発表した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は4日、315日間戦争を生きるウクライナの人々の写真を公開した。
ロシアに占領されたウクライナ領の各地で展開されている占領への抵抗運動「黄色いリボン」は、クリミアでは同運動に約1000人の活動家が参加していると発表した。
ウクライナの電力会社「ヤスノ」のコヴァレンコ総裁は3日、キーウへは多くの電力が供給されており、その消費量は、設定した制限量を超えていないと指摘した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は3日、ロシア連邦首脳陣が、対ウクライナ戦争の状況を変えることを試みるために、あらゆる戦力を投入するだろうとの見方を示した。
ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は3日夜、同国南部ザポリッジャのインフラ施設をミサイルで攻撃した。
コルニーチューク駐イスラエル・ウクライナ大使は、イスラエル新内閣のコーエン新外相がラヴロフ露外相と協議を行ったことを批判した。
2023年1月3日
ウクライナのデジタル移行省は、カナダのテック団体「eQualitie」などとともに、ウクライナの全ての地域のインターネットプロバイダにジェルバッテリーを計172個提供した。
トランプ米政権にて米国務省のウクライナ問題特別代表を務めていたヴォルカー氏は、ロシアはすでにウクライナに対して投入できるものは全て投入してしまっており、西側の防空システム「パトリオット」をはじめとする最新の武器の提供に対して、戦場で彼らが対応するようなものは何もないと指摘した。
ウクライナ軍戦術コミュニケーション局(ストラトコム)は、同軍第92独立機械化旅団特殊部隊が東部ルハンシク州スヴァトヴェのロシア占領軍の弾薬庫を破壊したと報告した。
塹壕で読書をしていたら、その写真がソーシャルメディア上で広まり、その本の著者である歴史家ティモシー・スナイダー氏にも拡散される…。そんな経験をしたウクライナ軍人のオレクサンドル・シルシン氏がウクルインフォルムの記者に「塹壕での読書」についてコメントした。