ウクライナはイスラエルとの防衛協力を活発化し始めた=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は26日、同国はイスラエルと防衛分野の協力を活発化したと発言した。
ゼレンシキー宇大統領がキーウ(キエフ)を訪れたエンバロ・ギニアビサウ大統領との会談後共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「私たちの関係(ウクライナ・イスラエル関係)は私たち皆を心配させている。皆が、私たちの社会の間にあるような、より温かい関係を望んでいる。正直に言おう。私は、最近、私たちが(一緒に)働き始めたことにつき、満足している。私たちは、協力の始まりにある。イスラエルとの関係にて肯定的な傾向が見られている。私は、その点につき感謝している」と発言し、またイスラエルとの関係に関することには多くの時間を割いていると強調した。
さらに同氏は、現在はウクライナとイスラエルの情報機関同士の協力を始めたところだと述べつつ、他方で具体的にそれがどのような協力かについては説明しなかった。
同時に同氏は、イスラエルの情報機関からウクライナに渡された情報は、ウクライナの情報機関がすでに有していた情報を確認するものだったと述べた。同氏は、その点につき、具体的にロシア連邦が約400のイランの無人機をウクライナの民間人に対して使用しているという情報だと指摘した。
これに先立ち、米ニューヨークタイムズ紙は23日、イスラエルが最近ウクライナに対して、イランの無人機を標的とするために有益なインテリジェンスを提供したと報じていた。