ロシア軍、ウクライナ各地へと大規模ミサイル攻撃 キーウ市でも爆発
ウクルインフォルム
ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は16日、ウクライナ各地に大規模なミサイル攻撃を行った。現在ウクライナ全土で空襲警報が発令されている。
空襲警報オンラインマップにて確認できる。
同日の警報は8時に東部で発令され、その後ドニプロ川左岸全域に広まった。8時10分にはキーウ市でも発令。その後ドニプロ川右岸でも発令された。
9時52分時点で、ウクライナ全土で警報が発令されている。
クリチコ・キーウ市長は、テレグラム・チャンネルにて、キーウ市内の3地域(デスニャンシキー、ドニプロウシキー、ホロシーウシキー)で爆発音が響いたと伝えた。
また、キーウ市内の様々な地区の住民が爆発音が聞こえたと報告している。
クレーバ・キーウ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、同州内での爆発音を報告した。
クレーバ氏は、「州内では防空システムが稼働している。敵は大規模にウクライナを攻撃している。危険は高まっている。シェルターにいてくれ」と書き込んだ。
南部ミコライウ州のキム州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、「(編集注:発射されたミサイルは)約60弾の予想だ。ウクライナ北部に一部がすでに来ている。私たちの防空システムが50弾強は撃墜するだろうと思っている」と書き込んだ。
シニェフボウ・ハルキウ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、ハルキウ州の重要インフラへとミサイル攻撃があったと伝えた。
シニェフボウ氏は、「占領者は、ハルキウ州の重要インフラに3回攻撃した。暫定情報では、犠牲者は出ていない」と書き込んだ。爆発ははじめ約8時50分にあり、その後住民が9時台にも数回の爆発音を報告している。ハルキウ市民は、市内複数地域で停電が発生していると伝えている。