露軍ミサイル、ドニプロ市の集合住宅に着弾 建物一部倒壊=各地被害まとめ
ティモシェンコ宇大統領府副長官がテレグラム・チャンネルにて同着弾につき伝えた。
ティモシェンコ氏は、「ドニプロからのひどいニュースだ。集合住宅に着弾した」と書き込んだ。
さらに同氏は、現場からの写真を公開し、集合住宅の一部が倒壊し、着弾時にアパートにいた人たちが、瓦礫の下になっていると書き込んだ。救助隊などが現場で活動しているという。
同氏はまた、「ドニプロの着弾した建物はとてもよく知っている。近くで生まれて、暮らしていた。その地区の人々のことも知っている。明るくて、優しい人たちだった! 怒りだ」と書き込んだ。
東部ハルキウ州では、シニェフボウ軍行政府長官は、敵のミサイル2弾が同州重要インフラ施設に着弾したと報告した。
西部リヴィウ州では、コジツィキー州軍行政府長官が、同州梅雨葉インフラへの着弾を報告し、「電気と水の供給が止まる可能性がある」と報告した。
南部オデーサ州では、オデーサ地区軍行政府が、同地区で防空システムが稼働していると報告した。
南部ミコライウ州では、キム州軍行政府長官が、同州で防空システムが稼働していると報告した。
キーウ市のクリチコ市長は、「キーウでは爆発が聞こえている。現時点では、防空システムの稼働だ。シェルターにいてくれ。ウクライナへのテロ攻撃は続いている」と書き込んだ。
クレーバ・キーウ州軍行政府長官は、「キーウ州。防空システムが稼働。安全な場所にいてくれ」と書き込んだ。
南部ザポリッジャ州のスタルフ州軍行政府長官は、同日朝、ザポリッジャ市がS-300のミサイルで攻撃を受けたと報告した。
スタルフ氏は、「占領軍は、またも州都をS-300のミサイルで攻撃した。今回は、新たな場所、エネルホダルからだ」と伝えた。
また同氏は、過去24時間で、ロシア軍は、榴弾砲、ミサイル、空爆と90弾以上の攻撃を前線付近の18の自治体に対して行ったと報告し、同時に犠牲者は出なかったと伝えた。
南部ヘルソン州のヤヌシェヴィチ州軍行政府長官は、過去24時間、ヘルソン州は66回、内ヘルソン市は19回の攻撃を受け、住民3名が負傷したと伝えた。
北部スーミ州では、ジヴィツィキー州軍行政府長官が、過去24時間、同州の国境隣接地域は55回の攻撃を受けたと報告した。
東部ドネツィク州のキリレンコ州軍行政府長官は、14日未明、ヴフレダルからリマンにかけて激しい攻撃を受け、また朝にはアウジーウカが大規模な火砲攻撃を受けたと報告した。
なお、ロシア軍は14日朝にもキーウ市はじめ、ウクライナ各地をミサイルで攻撃していた。