ウクライナのゼレンシキー大統領は、7月27日にウクライナ最高会議(国会)で採択された戒厳令と総動員の効力を2023年11月15日まで90日間延長する法律に署名した。
最高会議ウェブサイト上で、関連する大統領令を確定する法律のステータスが8月17日付「大統領の署名を得た上で返還」に変更された。
ウクライナでは、2022年2月24日のロシアの対ウクライナ全面侵略が始まった日に、同年3月26日までの戒厳令が発令、同時に総動員が宣言された。その後、それぞれの期限は、同年4月25日、5月25日、8月23日、11月21日、2023年2月19日、5月20日、8月18日と段階的に延長されてきていた。
写真:大統領府