29日の露軍ミサイル攻撃によるキーウの死者数13人に増加
ウクルインフォルム
12月29日のロシア軍によるウクライナ各地に対する大規模なミサイル攻撃による、同国首都キーウでの死者数は現時点で13名に、南部ザポリッジャでは9人に上っている。
30日、クリチコ・キーウ市長がテレグラム・チャンネルに書き込んだ。
クリチコ市長は、「さらに2名の遺体が瓦礫の下から引き上げられた。現時点で死者は13名だ」と書き込んだ。
負傷者は32名。その内17名が病院にいるという。
また、南部ザポリッジャのクルチェウ市長代行は、テレグラム・チャンネルにて、前日の攻撃による同市の死者数は9名となったと伝えた。
クルチェウ氏は、「12月29日、私たちの町で露シスト(編集注:ロシア+ファシストの造語)たちが9名の無辜の市民の命を残虐に奪った」と書き込んだ。
また同氏は、ザポリッジャは同攻撃を受け、同日は喪に服すと伝えた。
これに先立ち、29日、ロシア軍はウクライナ各地に自爆型無人機とミサイルで大規模な攻撃を行っていた。29日夜の時点では、キーウの死者数は9名だった。