ロシアを怯える者から「勝利計画」に関する多くの偽情報が出ている=ゼレンシキー宇大統領
アイスランド首都レイキャビク訪問中のゼレンシキー大統領がウクライナ・北欧首脳会談の参加者との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「残念ながら、『勝利計画』を巡って多くの偽情報が出回っている。いくつかのメッセージはロシアから出ているのではなく、ロシアに対する強力な行動を取ることをためらっているパートナー国からも出ている。ある者は、その計画を非現実的だと呼ぶが、しかし、それは『計画』の非現実性からではなく、ロシアを過度に怯えているからである」と発言した。
同時に同氏は、北欧のパートナー国は引き続き強いコミットメントと決意を示していると発言した。
そして同氏は、「私たちは、防空について、『パトリオット』システムによる私たちの空の盾の強化手段について話したし、NATOへのウクライナの招待手段についても話したし、平和に代替がないことについての共通の立場についても話した」と伝えた。
さらに同氏は、北欧の人々に支援について謝意を表明した。とりわけ、デンマークに対しては、ウクライナの武器生産への投資といったプロジェクトへの支持とリーダーシップにつき謝意を伝えた。
その際同氏は、「あなた方のコミットメントが私たちの生産への投資の特別なモデルを作り出したのであり、私たちは、デンマーク・モデルを踏襲する準備があると述べるパートナーたちと一緒にそれを発展させている」と発言した。
その他同氏は、ウクライナはフィンランドに対して、支援や、「シェルター連合」といったイニシアティブにつき謝意を伝えた。そして同氏は、「最近、フィンランドは、『平和の公式』のこの戦争の環境面の安全と環境被害に関する1項目に加わった。ところで、そのイニシアティブに加わった国は60か国を超える」と伝えた。
さらに同氏は、スウェーデンに対して、防衛支援と人同支援、冬季に向けた支援につき謝意を伝えた。
写真:大統領府