ロシア軍はポクロウシク方面に戦力集結=ウクライナ軍報道官
ウクルインフォルム
ウクライナのトレフボウ作戦戦略部隊集団「ホルティツャ」報道官は3日、東部ドネツィク州ポクロウシク方面がロシア軍の主要努力の集結点であり、同時にウクライナ防衛戦力にとっての重要防衛線でもあると発言した。
トレフボウ報道官がテレビ番組出演時に発言した。
トレフボウ氏は、「昨日、ポクロウシク方面で私たちの防衛者は敵の38の攻撃を止めた。ポクロウシク方面は引き続き過去数週間にわたる最大の烈度の場所の1つである。そこは、敵の主要な努力の集結点であり、ウクライナ防衛者にとっての重要防衛線でもある。しかし、敵は市自体に直接近寄っているのではなく、代わりにその方面を側面から包囲しようとしている」と発言した。
また同氏は、主な攻撃はポクロウシクに隣接する自治体で確認されたと伝えた。
さらに同氏は、敵は戦術的優位を得るために、市街戦を行うことなく、ウクライナ軍の連絡線を断ち切ろうとしていると述べ、「現時点で敵はそれができていない。なぜなら、同市は優秀で経験豊富なウクライナの部隊が防衛しているからだ」と発言した。
その他同氏は、チャシウ・ヤル地区では、現在状況は激しいが、ロシア軍の進軍は生じていないと伝えた。
加えて同氏は、クラホヴェの情勢は厳しいとし、激しい市街戦が続いていると報告した。
写真:facebook.com/vyshebaba