
露エンゲリス空軍基地の被害を写した衛星写真が公開される
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ウクルインフォルム
ウクライナ特殊作戦軍と保安庁からの攻撃を受けた、ロシア連邦サラトフ州エンゲリス2飛行場(空軍基地)の倉庫の被害を写したマクサー社の衛星写真が公開された。
ラジオスヴォボーダのプロジェクト「スヘーミ」が写真を公開した。
21日撮影の衛星写真では、飛行場「エンゲリス2」の弾薬庫の被害が見える。また、いくつかの建物の場所には、爆発跡がある。
専門家のアナトリー・フラプチンシキー氏は、スヘーミに対して、「この倉庫に、ロシアが航空機『Tu160』と『Tu95』からウクライナへの攻撃に使用している、ミサイル『Kh101/Kh555』のためのコンテナがあった。また、そこにはミサイルの飛行前訓練センターがあり、それも破壊された可能性もある」とコメントした。
「エンゲリス2」は、ウクライナに対する大規模ミサイル攻撃を行うロシア軍の戦略爆撃機が繰り返し離陸してきた飛行場としてよく知られている。
これに先立ち、ウクライナ軍参謀本部は20日、特殊作戦軍と保安庁(SBU)の部隊がその他防衛戦力と連携して、同日未明にロシア連邦サラトフ州エンゲリス飛行場(空軍基地)を攻撃したと報告していた。