
ロシア軍のスーミ攻撃 死者32名、負傷者99名に増加
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ウクルインフォルム
13日朝のロシア軍のウクライナ北部スーミへの弾道ミサイルによる攻撃による犠牲者数は、15時35分時点で死者32名、負傷者99名に上っている。
国家非常事態庁がフェイスブック・アカウントで報告した。
同庁は、「スーミ。15時35分時点での負傷者数は99名。内11名が児童だ」と伝えた。
また同庁は、14時10分の時点で、同攻撃による死者数は32名、内2名が児童だと報告している。
その他、ウクライナのブダーノウ国防省情報総局局長は、テレグラム・チャンネルにて、今回のスーミへの攻撃は弾道ミサイル「イスカンデルM/KN23」2弾で行われたものだと報告した。
ブダーノウ氏は、スーミへの弾道ミサイルによる攻撃と民間人への殺人は、ロシアの新たな戦争犯罪だと指摘し、「多くの人が柳の日曜日(聖枝祭)で教会に向かっていたり、典礼から家へ帰っているところだった」と伝えた。
そして同氏は、「醜悪で呪われたモスクワの無神性のさらなる証拠である。すでに、スーミへの犯罪的攻撃は、侵略国のヴォロネジ州(リスキ)とクルスク州(レジェンキ)からロシアの第112ミサイル旅団と第448ミサイル旅団のグループが弾道ミサイル『イスカンデルM/KN23』で行ったことが判明している」と伝えた。
これに先立ち、ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、13日朝同国北部スーミをミサイルで攻撃していた。
写真:国家非常事態庁