ロシア占領軍、ウクライナ占領下クリミアの世界遺産に円形劇場を建設

ロシア占領軍、ウクライナ占領下クリミアの世界遺産に円形劇場を建設

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2014年からロシアが占領を続けるウクライナ南部クリミアに位置し、ユネスコ世界遺産に指定されているヘルソネスにて、ロシア国防省関係の建築業者が新たに円形劇場を建設している。

10日、ウクライナの考古学者組合がフェイスブック・アカウントで報告した

発表には、「これは、ロシア国防省の軍事建設コンプレクスの下請け企業が行っている。彼らはいわゆる歴史考古学公園『ヘルソネス・タウリヤ』設置をすることで、文化・考古学的景観を破壊する建設作業を続けている。全ての建設物の外観は、一般的な帝国コンセプトである、『現代的』技術と資材を使った、『新たな』解釈だとする偽ビザンツ様式である」と報告されている。

ウクライナ考古学者組合は、このプロジェクトはロシア大統領の指示を受けて行われているものだと伝えた。

なお、ロシアは、占領地クリミアで、これまでにもバフチサライ市にある、クリミア・ハン時代のハン(君主)が利用していた宮殿を、「修理」と称して、実際には歴史建築物の破壊を行っている

写真:ウクライナ考古学者組合


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