ポーランドとウクライナ、中距離防空ミサイル・システムを共同で開発
ウクルインフォルム
ポーランドの民間企業WBエレクトロニクス社とウクライナの国営ウクルオボロンプロム社は、中距離防空ミサイル・システムを共同開発する計画である。
8日、Defence BlogがWBエレクトロニクス社のロマン・ムシャル代表の発言を伝えた。
ムシャル代表の発言によれば、このWBエレクトロニクス社とウクルオボロンプロム社の中距離防空ミサイル・システムを共同開発する計画では、ウクライナ製空対空ミサイルR-27の改造版の利用が重要であるとのこと。また、同代表は、エンジンや追尾装置といった同システムに必要な構成の大半は、すでに出来上がっていると発言した。
ムシャル代表は、この防空システムのポーランドへの配備には約3年が必要だと指摘した。
この新しい防空システムは、垂直発射装置が装備され、また、ポーランド製輸送車Jelcz662Dにも設置可能であると書かれている。