海兵隊、一週間のサバイバル訓練を終了 多国籍演習の一環
ウクルインフォルム
ウクライナ軍の海兵隊は、多国籍海軍共同演習Sea Breeze 2019の一環で、ヘルソン州テンドラ砂州訓練実施を兼ねた、一週間のサバイバル訓練を終了した。
9日、ウクライナ軍広報室が伝えた。
発表には、「多国籍海軍共同演習Sea Breeze 2019に参加する海兵隊にとっての真剣な挑戦となったのが、サバイバル訓練である。海兵たちは、一週間にわたり、黒海沿岸のテンドラ砂州の一地点にて、完全自律的体制での戦闘訓練を遂行した」と書かれている。
このサバイバル訓練では、軍人は、外界から完全に遮断、通信手段や食料供給が絶たれているという仮想条件下で、戦力・手段面で勝る仮想敵に対して効果的に対峙することを想定して行動したとのこと。地上・空中情報収集・工作作戦の実施、食料、飲用水、睡眠が得られないという極限状況下での行動につき訓練が行われたとのこと。
同訓練の最終段階では、30キロの行軍と完全装備をした上でのMi-8からの降下訓練が行われた。