国営防衛企業ウクルオボロンプロム社、公共株式会社へ移行準備開始
ウクルインフォルム
国営防衛コンツェルン「ウクルオボロンプロム」社のユーリー・フシェウ総裁は、同社の公共株式会社化を開始する指示を発出した。
21日、フシェウ総裁が記者会見「ウクルオボロンプロム:2020年総括と2021年計画」の際に署名を行った。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
フシェウ氏は、「今日、私は、私たちのコンツェルンのための公共株式会社化、コンツェルンのホールディグへの移行、効率的システムへの移行という歴史的命令に署名したい。それにより、資金調達、新しい技術調達品調達、効果的な透明なコーポレート・ガバナンスの適用の可能性が開けるのだ」と発言した。
写真:ヴォロディーミル・タラソウ/ウクルインフォルム
同氏は、同指示は、最高会議にて関連法案第3822(国営防衛産業コンプレクスの改革の特別性法案)の審議に先だったものだと指摘した。
同氏は、この指示によって今後数か月続く準備を開始するのだとし、その期間中に、最高会議が法案第3822を採択し、待ちわびられているウクルオボロンプロム社の改革が実現できるようになることを期待していると発言した。