ウクライナ海軍、今年中にトルコ製無人機を獲得
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ウクルインフォルム
2021年、ウクライナ海軍は、トルコ製無人機バイラクタルTB2コンプレクスを獲得する。
ウクライナ海軍がフェイスブック・アカウントにて、オデーサにおけるオレクシー・ネイジュパパ海軍司令官のバイカル・マキナ社代表団との会談時の発言を伝えた。
ネイジュパパ司令官は、「今年、ウクライナ海軍は、改善された無人機コンプレクスを手に入れる。それらは海軍の利益の下、陸上・海上にて運用されていく」と発言した。
ネイジュパパ氏は、トルコ側に対して、本プロジェクト実現の際の共通の立場形成と問題解決上の協力や建設的な対話につき謝意を伝えた。
バイカル・マキナ社のハルク・バラクタル総裁は、「私たちは、無人機コンプレクスを製造している。私たちは、ウクライナへサポートとして現在の最新技術を提供する。私たちは、ともに目的を達成するべく、常にウクライナのパートナーと経験を共有していく」と発言した。
なお、これに先立ち、ウクライナのアンドリー・タラン国防相とトルコ防衛産業庁のイスマイル・デミル総裁は、戦艦、無人機、ターボエンジンの製造共同プロジェクトの実施意向の記載された覚書に署名していた。
さらに、タラン国防相は、トルコのフルシ・アカル国防相とウクライナ・トルコ両国政府間の軍事関係枠組合意にも署名している。
トルコの無人機の高い能力は、シリア、リビア、またアゼルバイジャン領ナゴルノ・カラバフにて確認されている。