現在の治安情勢で私たちが知らないことは何もない=ウクライナ外相
ウクルインフォルム
ウクライナのクレーバ外相は、ウクライナは全てのパートナー国と非常に緊密に連絡を取っており、現在の治安情勢につき、パートナーが知らないことも何もなければ、ウクライナが知らないことも何もないと発言した。
26日、クレーバ外相がオンライン記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
クレーバ氏は、「ウクライナは米国とだけではなく、他のパートナー国とも、非常に緊密にコンタクトを維持しており、情報を交換して、治安上の評価を更新している。現在の現場の治安情勢について、私たちのパートナーが知らないことも、私たちが知らないことも、何もない」と発言した。
同氏はまた、現在重要のことは、ロシアを抑止するための手段の準備と強化に集中することだとし、「私たちは皆、リスクが高いことを理解している。そして、侵攻が不可避だとかその他のシナリオについて私たちが1日に何回喚起するかは、実際のところ意味はない。私たちが集中しなければならないのは、ロシアがウクライナに対して実行する、どのようなシナリオも、どのような侵略行為も抑止するだけの能力を準備し、強化することなのだ」と強調した。
その他同氏は、ウクライナ国境沿いと被占領地に展開しているロシア軍の兵力数は多く、国家にとって直接的脅威をもたらすものだが、しかしながら、その数は、ウクライナの国境沿い全てで全面的侵攻を行うには不十分な数でもあると指摘した。