ウクライナ東部、連日砲撃件数多 18日11時時点で33回=ウクライナ側発表
東部情勢
ウクルインフォルム
18日11時時点で、ウクライナ東部に駐留するロシア武装集団による停戦違反件数は33回。内22回で、ミンスク諸合意が禁止する大口径火砲が使用された。
ウクライナ統一部隊作戦本部広報室がフェイスブック・アカウントにて発表した。
発表には、停戦違反が確認されたのは、ボロテネ(122ミリ口径榴弾砲)、ノヴォフナチウカ(122ミリ口径榴弾砲)、スタリー・アイダル(122ミリ口径榴弾砲)、スタロフナチウカ(120ミリ口径迫撃砲等)、チェルマリク(120ミリ口径迫撃砲)、ピシチャネ(120ミリ口径迫撃砲)、ピウデンネ(120ミリ口径迫撃砲等)、シュミー(82ミリ口径迫撃砲)、ヴォージャネ(82ミリ口径迫撃砲)、オピートネ(82ミリ口径迫撃砲)、フヌートヴェ(82ミリ口径迫撃砲)、ネヴェリシケ(82ミリ口径迫撃砲)、スヴィトロダルシク(120・82ミリ口径迫撃砲等)、ルハンシケ、ヴェルフニョトレツィケ(120ミリ口径迫撃砲等)、ニュー・ヨルク(120ミリ口径迫撃砲等)、ニジュニョテプレ(82ミリ口径迫撃砲)、ミロニウシキー(82ミリ口径迫撃砲)、トロイツィケ(82ミリ口径迫撃砲)、フラニトネ(2回、122ミリ口径榴弾砲、82ミリ口径迫撃砲)だと書かれている。
ウクライナ軍人に死傷者はなし。ウクライナ側は、軍人の声明に脅威が生じた際に限って、反撃を行ったと書かれている。
なお、2月17日には、ウクライナ東部に駐留するロシア占領軍による停戦違反が60回確認されている。その内、ミンスク諸合意の禁止する大口径火砲の使用は43回。ウクライナ軍人が2名、民間人が2名負傷、3名が脳震盪を起こした。