岸日本防衛相、レズニコウ・ウクライナ国防相とテレビ会議実施
ウクルインフォルム
日本の岸防衛相は13日、ウクライナのレズニコウ国防相とテレビ会談を行い、現在のロシア軍のウクライナ侵略に関する協議を行った。
防衛省がウェブサイト上に会談結果を公表した。
発表によれば、両大臣の会談時間は約30分だったという。
レズニコウ国防相は、日本の人道支援と、防衛省によるウクライナへの装備品などの提供について改めて謝意を表明した。
また岸国防相は、「ロシア軍が占拠していたキーウ近郊の地域において、多数の無辜の民間人が殺害されるといった残虐な行為が明らかになったことを受け、このような行為は重大な国際人道法違反であり、断じて許すことはできず、厳しく非難するとともに、ロシアは責任を問われなければならない」と発言した。
さらに岸国防相は、今回のロシアの侵略につき、「明らかにウクライナの主権及び領土の一体性を侵害し、武力の行使を禁ずる国際法と国連憲章の深刻な違反」だと指摘し、「決して認められない行為」「このような力による一方的な現状変更は、国際秩序の根幹を揺るがすもの」だと強調した。
日本側からは改めて、今後も国際社会と連携しながら、ウクライナを最大限支援していくことが伝えられた。
4月13日、#岸防衛大臣 は、レズニコフ・ウクライナ国防大臣と、今年3月に続き2度目となるテレビ会談を行いました。レズニコフ大臣からは、我が国の人道支援及び #防衛省・自衛隊 によるウクライナへの装備品等の提供について、改めて深い謝意が述べられました。#ウクライナのために 🇯🇵🇺🇦 pic.twitter.com/zcJHHmevkG
— 防衛省・自衛隊 (@ModJapan_jp) April 13, 2022
これに先立ち、3月16日、レズニコウ国防相は、岸防衛相とビデオ会談を行い、ロシアの攻撃的政策や両国の被占領地に関連する共通のテーマにつき協議を行っていた。