米国は提供予定の榴弾砲M777の80%をウクライナに提供済み=国防省
ウクルインフォルム
米国防省は、同国はウクライナへ提供される155ミリ口径榴弾砲M777の提供予定数の80%がすでに渡されたことを認めた。
2日、国防省高官が電話記者会見時に発表した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
同人物は、「私は、榴弾砲M777の(編集注:提供予定数の)80%がウクライナ軍人に提供されたことを認めることができる」と発言した。
同氏はまた、ウクライナへ提供する榴弾砲の数は90台であり、「その内の70台以上がすでに渡されている」と発言した。
加えて同氏は、ロシアの全面的侵攻開始以降、米国はウクライナに、合計で5000台以上の対戦車ミサイルシステム「ジャベリン」、無人機「フェニックスゴースト」、その他の支援を提供していることを喚起した他、提供が決まっていた対砲兵レーダーもほぼ全てウクライナ軍に渡されていると伝えた。