レズニコウ宇国防相、西側諸国によるウクライナ軍人の訓練に言及 将来はパイロットも
ウクルインフォルム
ウクライナのレズニコウ国防省は7日、西側の最新兵器・機材がウクライナに提供される前からウクライナ軍人がそれらの訓練を受けていることもあるとし、将来にはパイロットの戦闘機操縦の訓練も行われるよう現在協議を行っていると発言した。
レズニコウ国防相がウクライナのテレビ番組出演時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
レズニコウ氏は、「私たちがどれだけ迅速に学んでいるか。私は、武器が私たちに渡される決定を待たずに、私たちの軍人にとってのコースを彼らが開設するよう、私の同僚(編集注:西側諸国の国防相)に話し、要請し始めた。(中略)英国は、すでに私たちの特別作戦軍にスターストリーク(防空ミサイル)の使用訓練を始めており、ポーランドで準備を行った。装甲車が私たちのところに来るという決定が採択された時も私たちの軍人が(訓練に)行ったし、『スパルタン』でも技術者、操縦者の訓練が始まったし、スパルタンはもう訓練された若者たちによって操縦されている。私たちの砲撃手たちは、155ミリ口径の米国製のものや仏製のものの使用訓練を3つの国で行っている。(中略)私たちは、その他の種の兵器の準備システムを調整した」と発言した。また、訓練は戦闘が行われている時は特に迅速に行われると補足した。
同氏はまた、訓練はウクライナの指導官も参加すべきであるとし、そうすることで彼らがその後他の軍人の訓練を行えるようになるからだと指摘した。さらに、現在、同氏は、戦闘機パイロットの訓練に関しても協議が続いているとし、もうすぐ彼らは最新の航空機を操縦できるようになるだろうと発言した。
同氏は、「私は、ウクライナのパイロットが訓練に行けるように協議を行っている。なぜなら、私たちが少なくともA-10、『サンダーボルト』と呼ばれるもの、あるいは、F-15、F-16、あるいは、スウェデーン製の『グリペン』を扱い始める時が来るからだ。その時は必ず来る」と強調した。
写真:大統領府