ポーランドの戦車、独の自走対空砲がウクライナに到着
プワテク報道官がポーランドメディアに対して発言した。
プワテク氏は、「ウクライナへの200両以上の戦車T-72と、その数は言えないが、一定数のPT−91『トファルディ』の提供の後にポーランドで生じている戦車不足は、完全に補償され、超過すら生じる」と発言した。
また、ウクライナのイェルマーク大統領府長官もまた、25日にツイッター・アカウントにてPT-91がすでにウクライナに届けられたことを伝えており、ポーランド側に対して謝意を表明している。
その他、25日、レズニコウ宇国防相は、テレビ番組出演時に、ドイツの自走対空砲「ゲパルド」が3台すでにウクライナに到着したことを伝えた。
レズニコウ氏は、「私が言えるのは、今のところドイツからは、今日公式にゲパルドの最初の3台が入ってきたということだ。(中略)私たちは、15台のゲパルドを待っている。3台は今日時点でウクライナに入ってきており、すでにウクライナ軍の装備に加わっている」と発言した。
また、記者から、ウクライナはドイツの戦車を受け取れるか、と尋ねると、レズニコウ氏は、「私はそう期待している。おそらく、私たちは、戦車『レオパルド』を所有しており、私たちにそれを提供する準備のある友好国の1つから、始めることになろう。それは欧州の国だ。そして、私たちの計画では、まず数十の戦車から始まり、それで私たちが戦車操縦士の訓練を行う。最も可能性があるのは、バルトの国々においてだ」と発言した。
同氏は、すでにウクライナ軍人訓練のためにパートナー国の訓練場を使うことで合意があると述べた。
そして、同氏は、操縦士の訓練が出来次第、「現代的戦車供給の話を続けることになる」と説明した。また、提供を求めていくのは、「レオパルド」だけでなく、「エイブラムス」などもだと指摘した。