ショルツ独首相、ドイツがウクライナに戦車と軍用機を提供しない理由を説明
ウクルインフォルム
ドイツ連邦共和国のショルツ首相は、ドイツ政府の対ウクライナ武器供与は他の同盟国と調整しながら行っていると説明した。
ショルツ首相がフランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング紙へのインタビュー時に発言した。
ショルツ氏は、「ドイツは数か月にわたりウクライナに重火器を提供している。例えば、自走対空砲『ゲパルド』、多連装ロケットシステム『パンツァーハウビッツェ2000』だ。(中略)私は、首相として、そのような提供を不可能にしてきた長年の伝統を破ったのだ」と発言した。
同氏はまた、ドイツ政府のウクライナに対する戦車や軍用機の提供拒否は、同盟国との調整された行動を伴うものだと述べ、またドイツは一定の(提供)兵器リストに従って提供していると発言した。
同氏は、「私たちは、必要かつ正しいことを行っている。しかし、一定の『作業分担』には意味がある。ドイツは、対空防衛と火砲にアクセントを置くことができる」と発言した。