米ホワイトハウスのカービー安全保障会議(NSC)戦略広報調整官は11日、米国はウクライナへ提供予定の防空ミサイルシステム「ナサムス(NASAMS)」の最初の2基を「近い将来」移送すると発言した。
カービー調整官の発言を米CNNが報じた。
カービー氏は、具体的な提供日程には触れなかったものの、米国は、同システムを迅速に提供することに確実に関心を持っていると伝えた。
同氏はまた、ナサムスは「非常に近い将来」ウクライナに届けられると発言した。
なお、11日、G7首脳テレビ会議に出席したゼレンシキー宇大統領は、バイデン米大統領やショルツ独首相をはじめとするG7首脳に対して、ウクライナの防空体制強化の要請を行っていた。