ドイツはウクライナを武器等で支え続ける=ランブレヒト独国防相

ドイツはウクライナを武器等で支え続ける=ランブレヒト独国防相

ウクルインフォルム
ドイツ連邦共和国のランブレヒト国防相は22日、ドイツはウクライナを武器やその他の手段で支え続けていくと発言した。

ランブレヒト国防相が連邦安全保障政策アカデミーの主催するイベントにて発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ランブレヒト氏は、「私たちは、ウクライナの自衛権を支えており、私たちは何十年も危機地域には武器を供給していなかったが、私たちは今同国に武器を提供している。2月24日、本当に国家政策の変化が起きたのだ。(中略)私たちは、ウクライナが今後何か月も必要なものを手に入れられるようにしなければならない」と発言し、また戦争が早期に終結するというような無駄な期待は抱くべきではないとも補足した。

同氏はまた、現時点の課題は、自走砲、多連装ロケットシステム、歩兵戦闘車といったすでに提供された機材が長期に使えることを保障することだとし、「重要なのは、提供し、それが長く使われることだ。(中略)私たちは、問題が起きないように全て考えてきた」と述べた。さらに同氏は、スロバキアに最近設置された修理センターにはウクライナ領から近くで機材の修理が可能なように必要な部品が提供されていると説明した。

加えて同氏は、自身がウクライナ訪問した際には南部オデーサも訪問し、ドイツの機材がウクライナ軍に効果的に利用されているのを自身の目で見たと伝えた。また同氏は、今後、ドイツ軍もまだ装備に加えていない防空システム「アイリスティー(IRIS-T)」が来年さらに3基ウクライナに提供されると伝えた。同氏は、重要なのはあらゆる機材の提供が同盟国と調整される中で行われることだとし、この点で、同氏は米国にラムシュタイン会議(ウクライナ防衛問題コンタクトグループ)を開始したことにつき謝意を伝えた。

その他同氏は、ドイツ国内でウクライナ軍人を5000人、来年の夏まで訓練する計画も重要だと述べた他、ドイツはウクライナ人難民を約100万人受け入れたことやウクライナ軍に冬季装備一式や発電機などを供給したことを喚起した。


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