NATO事務総長、ロシア・ウクライナ戦争の「凍結」の問題を指摘
ウクルインフォルム
北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は、ウクライナにおいて、戦闘行為を凍結させることは、その休止の期間に、ロシアに新たな侵攻のための戦力再編を可能にすることを意味すると警告し、戦争の終結を加速させるためには、NATO同盟国によるウクライナへの武器提供が重要だと主張した。
ストルテンベルグNATO事務総長が英「フィナンシャル・タイムズ」誌へのインタビュー時に発言した。NATOが公式サイトにてやりとり概要を紹介した。
ストルテンベルグ氏は、「ロシアは、(戦力を)再編し、その後にさらに大規模な侵攻を実行するために、この紛争を凍結しようとしている。なぜなら、ウクライナが現在勢いを得ているからだ」と指摘した。
同氏はまた、ロシアとのどのような協議も、その時間と内容はウクライナが定めなければならないと強調した。
さらに同氏は、「私たちが平和的解決を求めるなら、求めた分だけ、私たちのウクライナへの軍事支援はより喫緊なものとなる」と指摘した。