「ウクライナへの支援は私たち自身の安全保障への投資」=スウェーデン国防相

「ウクライナへの支援は私たち自身の安全保障への投資」=スウェーデン国防相

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スウェーデンのヨンソン国防相は11日、ウクライナへの支援は優先課題であり、それは「私たち自身の安全保障への投資だ」との見方を示した。

ヨンソン・スウェーデン国防相が訪問先のオデーサでのレズニコウ宇国防相との共同記者会見時に発言した

ヨンソン氏は、「ウクライナはスウェーデンにとっての優先課題であり、スウェーデンはウクライナを支えている。ウクライナの自由と独立のためだけでも、ウクライナの領土一体性のためだけでもなく、欧州全体のために戦っているウクライナ軍に心から感謝を伝えたい。これは欧州全体にとって確かに非常に重要なことなのだ。数週間前に(スウェーデン)政府は、ウクライナへの第9回支援パッケージを採択した。それは、第8回のものより50%多いものであった。もちろん、それは、私たちがロシアからのエスカレーションを観察していることと関係している。そして、そのパッケージにて、私たちは防空システム、防空システム用の弾薬を提供する。そして、パッケージは、冬季準備とも関係している。それは、スウェーデンがウクライナを支えているというだけでなく、私たち自身の安全保障に投資していることを意味している」と発言した。

同氏はまた、状況をよりよく理解するためにウクライナを訪問できたことを嬉しく思うと伝えた。

さらに同氏は、「私は、自分の目で、どれだけウクライナの人々が強靭であるかを見ている。それには本当に鼓舞される。私たちは、ロシアが体系的に人権を侵害しており、病院、大学、学校を攻撃しているのを目にしている。(前略)前述のとおり、私たちは1月1日から欧州評議会の議長国を担うのであり、ウクライナの利益の防衛は私たちにとって非常に重要な課題となる」と発言した。

同氏は加えて、数週間前にウクライナを支援するための軍事支援ミッション(EUMAMウクライナ)が始まったことを喚起した。EUMAMウクライナとは、EU理事会が10月に設立に合意したミッションであり、ウクライナ軍人1万5000人の訓練を行う。スウェーデンは、同ミッションの英国での訓練に参加している。


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