英国政府、ウクライナへの戦車提供を検討=報道
ウクルインフォルム
英国政府は現在、ウクライナへの戦車の提供を初めて検討している。
英スカイニュースが報じた。
協議内容に詳しい関係者は、すで数週間にわたり、ウクライナに対して、英軍が保有する一定数の主力戦車チャレンジャー2を提供する議論が続いていると伝えたという。
その人物は、英国は戦車約10両を提案する可能性があると述べた。
英政府はまだ最終的な決定を下していないが、もし英国が決定したら、同国は、ウクライナ首脳陣からの西側主力戦車提供の要請に応える最初の国となるという。
また、英国がそのような決定を下す場合には、ドイツをはじめとする北大西洋条約機構(NATO)の他の同盟国の追随を促すかもしれないと指摘されている。
これに先立ち、ポーランドのモラヴィエツキ首相は7日、ポーランド政府はウクライナへの現代的重火器の引き渡しのために、多くの同志国からなる連合の形成を期待していると発言していた。
また、約50か国が参加し、ウクライナへの装備支援について協議する「ウクライナ防衛問題コンタクトグループ」(ラムシュタイン会議)の次回第8回会合は、1月20日に開催されることが予定されている。