ホッジス元米軍高官、西側諸国による戦車や戦闘機提供へ期待表明
ウクルインフォルム
ホッジス元米国駐欧州陸軍司令官は、ウクライナへ防空システム「パトリオット」2基の提供が決定された今、今後西側諸国が戦車や戦闘機F16の提供についても肯定的な決定を採択することを期待していると発言した。
ホッジス氏がPBCウクライナ通信へのインタビュー時に発言した。
ホッジス氏は、米国とドイツから1基ずつのパトリオットが提供されることで、ウクライナの能力は著しく強化されると指摘した。同時に同氏は、現実的に物事を見なければならないとも述べ、6、7台の発射機からなるパトリオットが、他の防空システムとしかるべく統合されたら、1つの大都市を守るのに十分となると指摘した。
さらに同氏は、「私は、西側がロシアからのエスカレーションを過剰に懸念していたことから、いくつかの物は提供したがっていないと思っていた。ロシア人が本当にエスカレーションに踏み切れるとは私は思わない。そのため、私たちが自らを抑止するのは止めなければならない。米国、ドイツ、フランスが進攻作戦にて非常に役立つ装甲車提供を発表したことを嬉しく思っている。今後、戦車や、(長射程ミサイル)エイタクムス、(無人機)グレーイーグル、(無人機)リーパー、戦闘機F16が出されることを期待している。しかし、保証はない」と発言した。