米下院外交委員長、独の戦車提供を後押しすべく、米政権も主力戦車エイブラムスを送るべきと主張
ウクルインフォルム
米下院のマッコール外交委員長のマッコール議員(共和党)は22日、ドイツや他国のウクライナへの戦車提供を後押しすべく、米政権も戦車提供を発表すべきだと呼びかけた。
米ポリティコが報じた。
マッコール氏は、米国は欧州の国々の行動を促し、ウクライナが長期にわたる血塗られた消耗戦「勝算なき緩慢な出血」を回避するための支援へ向かわせるための方策を取るべきだと主張した。
同氏はまた、米国は自国製主力戦車エイブラムスの提供を準備していると発表すべきだとし、「それはたとえ1台であっても良い」と指摘した。同氏は、「聞いたところによれば、ドイツは、私たちが主導権を取ることを待っているそうだ」とも発言した。
さらに同氏は、それは欧州の国々に独製主力戦車レオパルト2をウクライナに提供させるドミノ効果を生み出すものだと指摘した。
そして、「私たちがエイブラムスを提供しようとしていると言うだけであっても、思うに、ドイツにとっては十分となろう」と発言した。
その他同氏は、ロシアによる近々新たな進軍が予想されており、ウクライナは戦車以外に長射程武器も必要としているとも伝えた。