ドイツ政府、ウクライナへの主力戦車レオパルト2提供を決定=独報道
ウクルインフォルム
独シュピーゲル誌は24日、ショルツ独首相がウクライナに対して主力戦車レオパルト2を提供することを決定したと報じた。
シュピーゲルが政府関係者の話をもとに報じた。
報道には、「決定は採択された。ドイツはウクライナに主力戦車レオパルト2を提供する」と書かれている。
同誌は、具体的に送られるのはレオパルト2A6だと伝えた。
さらにドイツ政府は、ポーランドなど他国が所有する戦車の提供への許可も出すつもりだという。また、スカンジナビアの国々もウクライナに対してレオパルト2を提供したがっている。
これに先立ち、米ウォール・ストリート・ジャーナルは、米国がウクライナに対して主力戦車エイブラムスをかなりの数提供することを検討していると報じていた。
また、フランスもまた、主力戦車ルクレールの提供可能性を検討しているという。
今回のドイツの決定は、過去数日の、同国と、米国をはじめとする同盟国との集中的な協議の結果であることは明白である。ショルツ独首相は常に、主力戦車提供の決定は、他国と共にのみ下せると強調していた。
なお、独政府内では、与党の緑の党と自由民主党がウクライナへの主力戦車提供を支持しており、社民党のショルツ首相へ圧力をかけていた。