戦闘機F-16はウクライナ空軍にとって最善の選択肢=報道官
ウクルインフォルム
ウクライナ空軍司令部のイフナト報道官は27日、戦闘機F-16が提供されたら、それはウクライナ空軍にとって最善の選択肢となるだろうと発言した。
イフナト報道官がメディアセンター・ウクライナ=ウクルインフォルムにおける記者会見時に発言した。
イフナト氏は、「多用途戦闘機は世界中で最も普及しており、F-16がその類の航空機であり、(ウクライナ)空軍にとって、基本の航空機とするには最善の選択肢となり得るものだ」と発言した。
同氏はまた、F-16は様々な地上対象物への攻撃も可能であるとともに、防空の一部を担って、空襲から空を守ることもできると発言した。
さらに同氏は、ウクライナは現在、4つのタイプの航空機を保有しているとし、それは戦闘機2種(S-27、MiG−29)と攻撃機Su-25と爆撃機Su-24だと述べた。そして、「その航空機(F-16)は、これら全ての機能を統合することが可能だ・そのため、それにウクライナへの供与に関する最大の注目が寄せられている」と発言した。
これに先立ち、米国のジョン・ファイナー大統領副補佐官(国家安全保障担当)は、ウクライナへの戦闘機F-16提供に関する質問の文脈で、「私たちは、どんな具体的なシステムも排除していない。私たちは、ウクライナ人たちが置かれている戦局に私たちの支援を合わせようとしてきた」と発言していた。